DNA Climate Project

Challenge to the new generation cloud
resolving climate simulation

お知らせNews


海洋研究開発機構の山上遥航ポストドクトラル研究員らが、メキシコ湾流域における海面水温の変動がバレンツ-カラ海での冬季海氷減少を引き起こしていることを明らかにしました。本研究にはA02班の山上、渡部が参加しています。詳しくは海洋研究開発機構のページをご覧ください。論文はこちらです。 ……

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2022年7月14日コラム

放射対流平衡

地球のエネルギー収支しゅうしとは? 「収支」とは、あるシステムに何かがどれだけ出入りして、どれだけがシステムの中に残るかを示すものです。たとえば、家計の収支は家に入って来るお金(収入)と出て行くお金(支出)、そして家に残るお金(貯蓄)について考えます。いっぽう地球のシステムでは、お金の代わりにエネルギーについて考えます。地球のエネルギー収支は太陽から電磁波の放射として受け取るエネルギーと、逆に宇……

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東京大学大学院の谷口大輔(博士課程学生)らが、気象衛星「ひまわり8号」の画像データを天体観測に転用するユニークな着想で恒星ベテルギウスの2020年2月の「大減光」を詳しく解析し、そのメカニズムに迫りました。本研究にはA04班の山崎が参加しており、取得した気象衛星ひまわり8号のデータを利用しています。論文は2022年5月30日付けでNature Astronomy誌に掲載されました。詳しくはNat……

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[日時]2022年7月19日(火)13:30~15:30 [場所]東大本郷キャンパス + zoom  [発表者]小槻 峻司 (千葉大学) [タイトル]「観測の価値」を最大化するデータ同化・予測手法の開発 [要旨]データ同化は、プロセス駆動型の数理モデルと観測データを最適に繋ぐ、統計数理や力学系理論に基づいた学際的科学である。特に、数値天気予報においては根本的な役……

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[日時] 2022年4月26日(火) JST 8:30– [場所] ハイブリッド開催 開始時刻(JST/CEST/MDT)発表者タイトル8:30/1:30/17:30三浦裕亮(東京大学)Ongoing progresses of DNA Climate Science Project9:00/2:00/18:00David Randall(Colorado State Univers……

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2022年4月21日コラム

海の“換気”

海は大気と水や二酸化炭素をやり取りすることで、私たちの気候に大きな影響を与えることが知られています。たとえば、海は人間の活動によって出た二酸化炭素の約30パーセントを吸収していることが知られており、地球温暖化の原因である二酸化炭素を吸収する海には地球温暖化を抑える働きがあると言えます。また、大気から受け取った雨水などの淡水も海面から海の中に運ばれます。図1は北太平洋3月における塩分分布の南北断面……

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