A02班
気候モデルMIROCの雲解像モデル化による
第6世代規格への挑戦
「MIROC班」
研究者紹介Researcher
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研究代表者
三浦 裕亮
(みうら ひろあき)
- 所属:東京大学大学院理学系研究科
職種:准教授
専門:大気物理学、気候モデリング
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研究分担者
渡部 雅浩
(わたなべ まさひろ)
- 所属:東京大学大気海洋研究所
職種:教授
専門:気候力学、気候モデリング
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研究分担者
山上 遥航
(やまがみ ようこう)
- 所属:海洋研究開発機構 地球環境部門
職種:ポストドクトラル研究員
専門:海洋物理学、気候モデリング
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研究分担者
関口 美保
(せきぐち みほ)
- 所属:東京海洋大学
職種:准教授
専門:大気放射学、大気放射モデリング
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研究分担者
佐藤 陽祐
(さとう ようすけ)
- 所属:北海道大学大学院理学研究院
職種:特任准教授
専門:気象学、雲物理学
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研究参画者
Ching-Shu Hung
- 所属:東京大学大学院理学系研究科
職種:特任研究員
専門:雲解像モデリング、雲の自己組織化
研究概要Overview
MIROC班では「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)に日本を代表して貢献する気候モデルMIROCによる大気海洋結合シミュレーションデータの提供などにより、NICAM班・検証班と協力して全球雲解像モデルNICAMによるモンスーン循環(梅雨前線)やエルニーニョ現象の再現性向上を目指した研究を実施します。NICAMが得意とするマッデン・ジュリアン振動のような季節内スケールとMIROCが得意とする気候スケールをシームレスに接続し、全球雲解像モデルによる気候予測に道を開くことが目標です。
一方で、「地球シミュレータ」や「京」におけるNICAMの経験を活かすことで、MIROCの並列プログラミングを抜本的に変更し、「富岳」等の大規模並列計算機での効率よい計算を可能にします。これにより、MIROCを第6世代規格の気候モデルへと進化させ、水平メッシュサイズ10km以下の全球雲解像気候シミュレーションを目指します。