2022年5月24日
第13回雲解像気候学セミナー
[日時]
2022年7月19日(火)13:30~15:30
[場所]
東大本郷キャンパス + zoom
[発表者]
小槻 峻司 (千葉大学)
[タイトル]
「観測の価値」を最大化するデータ同化・予測手法の開発
[要旨]
データ同化は、プロセス駆動型の数理モデルと観測データを最適に繋ぐ、統計数理や力学系理論に基づいた学際的科学である。特に、数値天気予報においては根本的な役割を果たし、データ同化技術は高度に発展してきた。しかし、現業の天気予報は限界問題に直面し、Data Richな時代にも関わらず、観測ビッグデータの価値を最大限に利用できない状況に直面している。本セミナーでは、データ同化技術により同化される「観測の価値」や、費用対効果の高い観測を実現するための「観測位置の事前最適化」に関する我々の研究成果を共有する。またデータ同化研究を進める中で理解してきたと深層学習やスパースネスとの接点について触れ、データ同化技術が気象学・気候学のどんな問題解決に貢献可能か、議論できればと思う。
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