お知らせNews
2023年3月18日コラム
中緯度海洋の水温の不思議な性質-海洋再出現過程-
海面水温は大規模な気候の変動にとって、重要な役割を果たしています(参考: https://dna-climate.org/2022/03/18/ocean-mixing/)。海面水温の変動について研究する際には、平均的な年からどれだけずれているかに着目することが多く、これを偏差と呼びます。天気予報などで見られる例年よりも暖かい(寒い)といったような表現も偏差の考え方を使っています。北緯30度より……
2023年2月11日セミナー・シンポジウム
第16回雲解像気候学セミナー
[日時]2023年3月15日 (水) 16:00-18:00
[場所]東大本郷キャンパス + zoom
[発表者]Noel Sebastian Keenlyside (ベルゲン大学, Bjerknes Centre for Climate Research)
[タイトル]Supermodelling as means to improve climate models and ……
2023年2月8日ニュース
【アウトリーチ活動】NHK Techであそぼ展
富岳で計算したNICAMのシミュレーション結果が『Techであそぼ展』 で『8Kで見える!異常気象のリアル』の展示コンテンツとして紹介されました。展示期間:2023年2月4日~3月30日場所:NHKプラスクロス渋谷(渋谷スクラングルスクエア14F)詳しくはNHKプラスクロスSHIBUYAのページをご覧ください。
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2023年1月16日セミナー・シンポジウム
第15回雲解像気候学セミナー
[日時]2023年2月16日 (木) 17:00-19:00
[場所]東大本郷キャンパス + zoom
[発表者]Junhong Lee (MPI-M)
[タイトル]Implementation of the 3D Smagorinsky turbulence scheme in the ICON model
[要旨]Precise understanding……
海洋研究開発機構の鈴木立郎グループリーダー代理らが、2022年1月15日に生じたフンガ・トンガ=フンガ・ハアパイ火山の大規模噴火に伴って発生した気象津波が、2つの大気波動「ラム波」と「ペケリス波」によって励起・増幅していたことを明らかにしました。本研究にはA01班の中野・高野が参加しています。詳しくは海洋研究開発機構のページを御覧ください。論文はこちらです。
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2022年12月19日コラム
積雲の表面で起こるエントレインメント
積雲は晴れた日中によく見られるモコモコとした背の高い雲です。積雲の中では、水蒸気が凝結して液体になり、水の状態変化にともなう熱が発生しています。この熱で暖められた空気は周囲の冷たい空気よりも軽いために浮力を受けて、強い上向きの流れを作ります(図1左)。積雲はこの上昇する空気に乗せて様々な状態の水や熱を上下方向に運ぶプロセスであると考えることができ、地球上のいたるところで発生して地球全体の大気の状……
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