DNA Climate Project

Challenge to the new generation cloud
resolving climate simulation

お知らせNews


図1のような雲の縞々しましまの構造をトランスバースラインまたは巻雲バンドと呼びます。この周辺では乱気流がよく発生するため、航空機を運航するうえで注意が必要な現象です。この現象は偏西風が特に強まっているエリア「ジェット気流」や、台風などの周囲に現れることがあり、出現する高度はたいてい地表から10〜15kmです。縞の間隔が数十kmと大きいため、地上から見て気付くことは難しいですが、衛星画像ではよく目……

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湘南白百合学園中学・高等学校の生徒さんにオンライン講習をおこないました。 [日時]2021年8月23日(月)13:00〜14:00[講演者]末松 環 (東京大学 大気海洋研究所)[タイトル]地球の大気ってどんなところ?[要旨]私達を包む大気は雲や台風、梅雨前線などの様々な現象を生じさせながら太陽から得たエネルギーを宇宙へ放出して地球のエネルギーバランスを保っています。本講演では大気の不思議……

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13:00~13:10DNA 気候学への挑戦: 1年目の総括と次の目標三浦裕亮(東京大学)13:10~13:20全球雲解像気候シミュレーションに向けて: 進捗と計画小玉知央(JAMSTEC)13:20~13:30気候モデルMIROCの高度化研究: 進捗と目標三浦裕亮(東京大学)13:30~13:40気候システム評価手法開発に向けた解析:進捗と目標梶川義幸(神戸大学)13:40~13:5……

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地球上の海には、「ジャイア」と呼ばれる大洋をぐるりと一周するような大きな渦が存在します。亜熱帯域のジャイアは、太陽からより多くの熱を受け取って水温の高い熱帯から高緯度へと熱を運ぶため、地球の気候にとって重要です。例えば、日本南岸を流れる黒潮は、太平洋の亜熱帯域におけるジャイアの西縁の海流です。この黒潮が、源流域のフィリピン近海から暖かい海水を輸送してくるため、日本南岸は緯度にしては海水温が比較的……

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[日時]2021年11月16日(火)13:00~15:00 [場所]オンライン zoom使用予定 発表者]樫村博基(神戸大学) [タイトル]火星大気・金星大気の全球非静力学シミュレーション(に向けて)[要旨]近年の惑星探査やシミュレーションの進展により、火星や金星の全球気象における鉛直対流の役割の重要性が示唆されている。我々は、火星大気・金星大気の全球非静力学シミュレーションを……

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[日時]2021年10月27日(水) 13:00~15:00 [場所]オンライン zoom使用予定 [発表者]辻野智紀(気象研究所) [タイトル]領域雲解像モデルによる台風シミュレーションと強度変化のメカニズム [要旨]熱帯低気圧 (以下, 台風) は熱帯海洋上で発生, 発達する地球上で最も激しい気象擾乱の一つである. 台風は中心から半径 100 km 周辺において, 活……

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